UX KYOTO #03 ユーザー評価(観察法)を開催しました
2013年12月7日、UX KYOTO#03 ユーザー評価の前半、観察法を開催しました。
今回は当日35名全員に参加いただき、無事に満席で開始。
いつものように前半に浅野先生からの講義を受けて、後半ワークショップという形です。
京都水族館、京都市動物園、東映太秦映画村の3サイトを課題サイトとして行いました。参加者の方には事前に課題サイトをお知らせして使い込んでおくという事前課題をお願いしていました。
人間中心設計プロセスのユーザー評価を行うのですが、タスクがなければ始まりませんのでまずはペルソナ・アクティビティシナリオ・タスク作成を行います。
今回はこちらはメインではないので、簡易な形で手早く作成していきます。
付箋と壁を使って1時間ほどでまとめていきます。
そしてタスクに基づいてユーザーテスト。
他チームから被験者をリクルートしてきます。
こちらのチームは三脚でデジカメを固定してテストの様子を撮影。
次回、ユーザー評価の後半のNE比分析法で使うので、テストの様子は動画で撮影しています。
こちらはGチーム。
こちらはEチーム。
ユーザーテストの結果を分析。
ブレストをしながら作業ステップごとに問題点と改善策を整理します。
そして各チームのプレゼン。
というわけで今回は終了。お疲れ様でした!
講評で指摘が多かったのは、HCDだけでなくUXの領域まで考えてしまうチームが多いこと。今回はあくまでタスクに基づいて、タスクをいかにつまづくことなくこなせるか、というHCD視点のユーザー評価なので、改善策のところで飛躍してUXを考えてしまうと目的がずれてしまう。それぞれのプロセスを何のためにやっているのかを、きちんと理解して行うことの大事さを改めて考えさせられます。
今回、マミオンさんのブログで紹介されていたユーザーテストツールを参加者の方に紹介し一部のチームで利用していました。運営メンバーではMacでsilverback試してみましたが、mac1台で簡易なユーザーテスト環境ができあがります。これはお手軽便利でお勧めです。
参考)
ユーザーテストを録画しよう!便利で安価な3つの定番ソフト - マミオン有限会社
終了後、今回からは、ビアバッシュ形式をやめて場所を移しての懇親会。烏丸御池南西角の地下にある、烏丸元気市場にて。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!
次回1/25(土)UX KYOTO#04 ユーザー評価(NE比分析法)では、今回のテスト結果の分析を行っていきます。